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21日に開幕する第81回選抜高校野球大会の出場校による甲子園練習が18日、始まった。
 出場32校のトップを切って優勝候補の慶応(神奈川)が午前8時半から練習をスタート。続いて18年ぶり出場の名門・箕島(和歌山)が姿を現し、第2期改修工事を終えて新装成った甲子園の感触を確かめた。
 3季連続出場となる慶応の上田監督は「スタンドを見上げると、違う球場だな、と思った。新しい球場でやらせてもらっているよう」と、内野席の両端まで広がった銀傘を眺めながらうれしそうな表情。大会屈指の右腕白村も「景色の素晴らしさに圧倒された」と目を細めた。
 箕島の松下監督は「(施設が変わって)なんか少し寂しい気もするが、でもやはりうれしい」と昔を知る者ならではの複雑な心境を語った。
 甲子園練習は16校ずつ2日に分けて、19日まで行われる。


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